日本は、イタリアに次いで世界第2位の高齢化社会です。
認知症やアルツハイマー病という言葉を聞いたことのない人はほとんどいないでしょう。
でも、その関心の高さのわりには、これまでアルツハイマー病の実体は明らかになっていませんでした。
分かっていたのは、本人のみならず家族のことも不幸に陥れる不治の病だと言うことだけ。
ただ恐れるしかなかったアルツハイマー病ですが、最新研究の成果により、原因が明らかになり、予防法も解明されてきていることをご存知ですか?
世界最前線の研究により、アルツハイマー病が驚きの正体を現してきました。
解明された正体の中で私が最もびっくりしたのは、発症するまでの長さです。
認知症の70%を占めるアルツハイマー病は、40代、50代の頃にその芽が育ち始めるのだそうです。
その間ほとんど自覚症状もないので本人も家族もまったく気づきません。
60代、70代になって認知障害が現れたころには、すでに脳はボロボロで末期状態だということらしい。
あわてて医療に駆け込んでも、ほとんど為す術はないのです。
発症までの期間は、衝撃の10~25年。
アルツハイマー病の実態が明らかになった以上、大切なのは、一刻も早く対策を始めることです。
最新研究の結果分かった、アルツハイマー病の本当の原因とは?
そして、研究の最前線から見えてきた予防法と治療法とは?
目次
認知症になる人とならない人の最も大きな違いは、日々の食生活の違いにあった!
この本では、最新研究から明らかになったアルツハイマー病(認知症)の原因と予防法が詳しく、しかも分かりやすく解説されています。
『認知症にならない最強の食事』 山根一彦 著 一般社団法人認知症予防研究協会
(「ダイアン国際研究」という認知症研究の最前線の研究成果を元にしています)
まずは、5章からなる章ごとの見出しをご紹介しましょう。
第1章 アルツハイマー病の現実
第2章 世界最前線の研究が解き明かしたアルツハイマー病の真実
第3章 アミロイドβの原因となる食品を避ける
第4章 アミロイドβを排出し、炎症を鎮める
第5章 脳に栄養を補給し、シナプスを強化して脳機能を改善する
◎キーワードは、脳内のアミロイドβと食品の関係です!
認知症になる人、ならない人。その違いは日々の食事にあった!!
注目したいのは、「毎日の食事で予防も改善もできる」という内容です。
毎日口に入れる食べ物がアルツハイマー病の原因にもなるし、予防にもなる!
日々の生活習慣が未来を灰色にもバラ色にもするのだとしたら、どういう食品が悪魔で、どんな食品が天使なのか、ぜひとも知っておきたいところですよね。
そして、未来をバラ色に導くために、できるだけ若いうちから正しい食生活を身につけたいものです。
原因究明から明らかになった、避けたい食品と積極的に摂りたい食品を「悪魔の食品」と「天使の食品」に分けて、説明していきたいと思います。
詳しい解説は後回しにして、まずは、悪魔と天使の食品を分けていきましょう。
食べ過ぎ危険!!「悪魔の食品」はこれ!
アルツハイマー病になる原因は脳の中で貯まっていくアミロイドβという破壊物質だと言うことが明らかになりました。
原因が特定されたことで、アルツハイマー病という恐ろしい病魔を追い払う方法が見えて来たのです。
その第一段階。
それは、原因物質=アミロイドβをできるだけ作らせない、増やさないことです。
そのためには、毎日の食事の中で、アミロイドβ増加の引き金となる以下の食品に注意を払うことが重要です。
「アミロイドβ」を増やす「悪魔の食品」はこれ!
※<>内は主な成分
- 白米・小麦粉を含む食品(パンや麺)
<糖・グルテン> - お菓子類・清涼飲料水
<糖> - 牛乳・チーズ・バター・アイスクリ―ム
<たんぱく質(カゼイン)> - 加工食品
<食品添加物> - 肉の脂身・バター
<飽和脂肪酸> - マーガリン・ビスケット・スナック菓子
<トランス脂肪酸> - 多量のアルコール・カフェイン
どの食品も、毎日のように口にするものばかりですが、アルツハイマー病の原因を増やさないために、食べ過ぎ飲みすぎはぜったいに控えましょう!
脳をいきいき若がえらせる「天使の食品」はこれ!
すでにたまっているアミロイドβの排出を促し、脳を若返らせる貴重な栄養成分の研究も進んでいます。
ポリフェノールはよく知られていますが、ホスファチジルセリンやフェルラ酸は耳慣れない言葉ではないでしょうか。
詳しい説明は、「ステップ2 アミロイドβを排出し、脳機能を改善する強力成分」で解説します。
脳の栄養素とも呼ばれ、アルツハイマー改善に特に重要な成分を含む「天使の食品」は以下です。
アミロイドβの排出をうながす「天使の食品」
※<>内は主な成分
- 豆腐・おから・納豆(大豆食品)
<ホスファチジルセリン> - 豚肉・鶏肉・牛肉・卵
<ホスファチジルセリン> - 玄米・米ぬか
<フェルラ酸(ポリフェノール)> - 味噌・キムチ・糠漬け(発酵食品)
<乳酸菌> - 野菜・豆、芋類・海藻・きのこ・ゴマ
<食物繊維> - ヤマブシタケ
<アミロバン> - イチョウ葉エキス
<フラボノイド(ポリフェノール)>
脳を若返らせ、神経細胞の栄養剤と言われる「天使の食品」
※<>内は主な成分
- ヤマブシタケ
<ヘリセノン> - にんにく・ピスタチオ・ヒマワリの種・マグロ・カツオ・鶏肉(ビタミンB群)
<ビタミンB6> - 海藻類・貝類・レバー(ビタミンB群)
<ビタミンB12> - 枝豆・ほうれんそう・アスパラ・いちご・アボカド・青菜・レバー(ビタミンB群)
<葉酸(ビタミンB9)> - 赤ワイン
<レスベラトロール> - サバ・サンマ・イワシ・アジ(青魚)
<DHA・EPA> - サケ・ブリ・タラ
<DHA・EPA>
魚や野菜、お豆腐や納豆など、どれも我々日本人になじみの深いものがたくさんあって、アルツハイマー病の予防と改善に期待が持てる気がしませんか!?
認知症を改善する最強きのこ?!…ヤマブシタケ
ヤマブシタケは多くの人にとって、これまであまり知られていないきのこではないでしょうか。
しかし昨今、アルツハイマー病の強力な治療薬として大注目のきのこなんです。
ダイアン国際研究の治験データーにより、ヤマブシタケによる認知症治療の可能性が科学的に確かめられています。
ヤマブシタケは、日本では生産量の少ないきのこですが、他のきのこには含まれない「ヘリセノン」という健康成分を含有しており、「脳内食品」という異名も持っているとか。
また、アミロイドβの毒性を低下させる「アミロバン」も豊富に含んでいます。
最近では、栽培もできるようになり、少しずつスーパーなどでも見かけるようになりました。
ただ、認知機能の改善として利用する場合は、パウダーやサプリメントで毎日定量を摂取する方が断然、効果大だと思われます。
アルツハイマー病の予防にはもちろんですが、発症してからの治療薬としての可能性もおおいに期待できそうです。
イチョウ葉エキスなどもそうですが、毎日の食品で不足しがちな成分は、手軽に補給できるサプリメントを積極的に活用する。
認知症予防と改善には、よりよい生活習慣の維持とともにサプリメントの活用も選択肢の一つに加えておきましょう。
まとめて有用成分を摂れる総合対策サプリメントも販売されているようです。
アルツハイマー病の原因はアミロイドβという脳のゴミだった
最新研究で解明されたアルツハイマー病の原因をみていきましょう。
認知症にならない最強の食事を引用しながら、順を追って。
認知症は徐々に脳細胞が死滅していく進行性の病気です。
アルツハイマー病で亡くなった患者さんの脳を解剖すると、全体的な萎縮と大量の老人班と呼ばれる銀色のシミが見られるとのこと。
このシミはアミロイドβという、べとべとした粘着性のたんぱく質なのだそうです。
アミロイドβは情報伝達の過程で生み出される物質であり、本来は目に見えない小さなものです。健康な脳であれば、不要な分はゴミとして分解され、脳の血管を通じて体外に排出されます。
しかし何らかの理由により排出がうまくいかなくなったり、過剰になったりすると、アミロイドβ同士が結合し、どんどん巨大化しながら脳の表面に溜まり始めます(オリゴマー化)。脳に溜まったアミロイドβはやがて強力な神経毒を放ちます。
同時に、アミロイドβが付着した神経細胞の内側では、タウと呼ばれるたんぱく質が増加しはうじめます。そしてアミロイドβが溜まりはじめて数年が経つと、その毒性によって、タウもまた糸くず状の形で固まり、蓄積していきます(神経原繊維変化)。
すると神経細胞内での情報伝達が阻害され、さらにタウもまた強い毒性を持つようになるため、正常な神経細胞は次々と死滅していきます。
つまり、アミロイドβとタウという、二つの異常たんぱく質の蓄積が、アルツハイマー病を引き起こす直接的な原因だったわけです。
(引用:『認知症にならない最強の食事』)
原因が特定されたことで、アルツハイマー病への対策が明らかになりました。
- 脳が炎症・酸化・栄養不足などの脅威にさらされると、アミロイドβが分泌される
- アミロイドβが溜まると、神経細胞内のタウがその毒によって糸くず状の形で固まり始める
- アミロイドβとタウ、この二つの毒によってシナプスは次々に死滅→脳の萎縮が始まる
- 一定の段階に達した時点でアルツハイマー病発症
ということは、「アミロイドβ=脳」のゴミを作らなければ、アルツハイマー病は防げるわけです。
初期の患者9割が改善…アルツハイマー病を予防・改善する3ステップ
脳のゴミを増やさずに脳を若返らせる方法は3つのステップであらわされています。
炎症・酸化・栄養不足など、アミロイドβを生み出す三つの原因に対処し、脳内環境を改善してシナプスを成長させる育成物質アミロイドαへと変える
脳内に蓄積したアミロイドβを排出し、すでに始まっている炎症を鎮める。
破壊されたシナプスを修復し、たっぷりと栄養を与えて成長させる。
運動・睡眠などのよい生活習慣も大切ですが、研究者によると食事が私たちの脳に与えるインパクトが特に大きいのだそうです。
しかも、食生活の改善は誰もが気づいた日から始められ、毎日、積み重ねていける取り組みです。
食生活の改善、即実行あるのみ!ですね。
それでは、アルツハイマー病を引き起こす悪魔の食品と、脳機能を若々しく改善させる天使の食品をみていきましょう。
食品の持つ成分を解説しながら、「アルツハイマー病を予防・改善する3ステップ」に沿って、説明していきます。
ステップ1 腸を守ることが脳を守ること
毎日たくさん取り続けると脳内に炎症を起こしたり酸化させたりする、アルツハイマー病発症の原因となる食品です。
- 糖質の多い炭水化物や甘いもの→白米、お菓子類、パン類、清涼飲料水
- 腸の粘膜にダメージを与えるもの→小麦、乳製品、多量のアルコール、カフェイン、食品添加物
- トランス脂肪酸の多いもの→マーガリン、ショートニング、スナック菓子、ビスケット類
- 飽和脂肪酸の多いもの→バター、脂身の多い肉類
これらの食品は、過剰に摂取すると、どれも血糖値を上げたり腸内環境を悪化させる食品とも言えます。
腸内環境を整えることとアルツハイマー病を予防改善することは、直接つながっているようですね。
腸の粘膜を回復し、理想的な腸内環境を整えることは、そのままアミロイドβの分泌を抑えることに繋がります。アルツハイマー病予防・改善のための欠かせないステップです。
腸の粘膜にダメージを与えるものとして、グルテンがあります。グルテンは小麦などに含まれるたんぱく質の一種です。それから乳製品です。乳製品に含まれるカゼインというたんぱく質は分解されにくく、腸の粘膜を傷つけ、炎症を起こします。
また、多量のアルコールやカフェイン、添加物の多い加工食品なども避けるべきでしょう。
(引用:『認知症にならない最強の食事』)
以下の表は、特に腸内の環境を整える食品と腸にダメージを与える食品を分類して表したものです。
ステップ2 アミロイドβを排出し、脳機能を改善する強力成分
若々しい脳を保つ秘訣も、毎日口にする食べ物からです。
悪魔の食品の過剰摂取を控えて新たなアミロイドβの分泌を止めたとしても、すでに10年や20年かけて蓄積されたアミロイドβが消えてしまうわけではありません。
引き続き神経細胞やシナプスを破壊し続けます。
溜まっているアミロイドβを排出し、脳内で起きている炎症を鎮めなければなりません。
アミロイドβの排出には、脳の神経細胞膜のしなやかさが大きく関わっているのだそうです。
最新研究で、脳をしなやかに若返らせアルツハイマー病を改善に導く、いくつかの「有効成分」の存在が明らかになっています。
それらの成分を含んだ以下の食品を積極的に摂ることが必要です。
フェルラ酸はポリフェノールの中でも体内への吸収率が極めて高く、副作用のない優れものです。
フェルラ酸が活性酸素を除去する作用は、人の体内に元々存在する抗酸化酵素とほぼ同等であることも分かっています。
ただし米ぬかは一度に摂りすぎると副作用があるようなので、一日大さじ1杯程度に。
ホスファチジルセリンは、体内では合成できず、しかも脳の新陳代謝によって絶えず入れ替わるものなので、毎日の食事での摂取が必須です。
欧米ではすでに認知症を食い止める成分として広く普及しているそうです。
さらに、ホスファチジルセリンを配合しているサプリメントに対しても「高齢者の認知力の低下をサポートする」との記載が認められていると言うことです。
日本食の代表ともいえる豆腐・納豆が強力な天使の食品であることは、とても嬉しいことですね。
アミロイドβの毒性そのものを抑制する成分が、ヤマブシタケというきのこの抽出物であるアミロバンという成分です。
その効果は、抗アルツハイマー治療薬として有名な「アリセプト」に匹敵するそうです。
イチョウ葉に含まれるフラボノイドとギンコライドはポリフェノールの一種で、脳の炎症を鎮め、細胞の老化を防ぎ、アミロイドβの沈着を阻害する働きがあります。
ヨーロッパ各国では古くから医薬品として認められていますが、最近では日本でもイチョウ葉エキスの効能は認められつつあります。
「記憶力を維持する」旨の機能性表示を認められたイチョウ葉エキス配合商品が増えてきているようです。
ステップ3 脳にたっぷり栄養補給、若返りの強力成分
新たなアミロイドβの分泌を食い止め、蓄積されたアミロイドβの輩出を促すことで、認知症の進行を食い止めることはできても、すでに失われた認知機能は回復しません。
衰えた認知機能を回復させるためには、脳が必要とする栄養を十分に補給してあげ、ダメージを受けた神経細胞を修復・再成長させることがさらに必要です。
神経細胞が修復され、再成長して脳が若返ることで、アミロイドβやタウの毒にも十分に対抗できるのです。
神経細胞を強化するために必要な食品をあげていきましょう。
ヘリセノンは人の血液脳関門を容易に突破し、神経細胞に達して、NGFの合成を促す機能があることが証明されています。
ビタミンB群の中でも特にビタミン6、ビタミン9(葉酸)、ビタミン12は不足すると認知症を引き起こす大切な栄養素ですが、食べ物でしか摂ることができないため不足しがちです。
ビタミンB群を含む上記の食品は、意識して毎日の食卓に登場させましょう。
ビタミンB群が不足すると、ホモシステインの血中濃度が上昇し、脳や血管にダメージを与え、海馬の萎縮が速くなります。実際、ホモシステイン値が高い人は、軽度認知障害になるリスクが2.4倍になるという報告もあるほどです。
オックスフォード大学の研究では、70歳以上の軽度認知障害者168人を二つのグループに分け、半分には葉酸・B6・B12などのビタミンB群を、残り半分に偽薬を与え、毎日飲んでもらいました。
2年後に変化を調べると、偽薬グループが年に1.08%ずつ脳が萎縮していたのに対し、ビタミンB群グループは平均0.78%と、偽薬グループに対して30%も萎縮のペースが緩やかになりました。
脳の細胞膜を柔らかくする不飽和脂肪酸の中でも特に有名なDHA・EPAは青魚に豊富に含まれています。
認知症予防のためには、週三回以上食卓にのせることが推奨されています。
ブドウの種や皮には、ポリフェノールの一種で強い抗酸化力を持つレスベラトロールが豊富に含まれています。
赤ワインは醸造の過程で皮も種も除かないので、白ワインの15倍のレスベラトロールが含まれているのだそうです。
レスベラトロールはサーチュイン遺伝子(抗老化遺伝子)を活性化させる効果も認められている優れた栄養素です。
ワインが苦手な場合は赤いぶどうジュースでも良いようですよ。
「天使の食品」を中心に、バランスよい食生活の継続こそがバラ色の未来へ!
アルツハイマー病の予防改善に必要不可欠な3つのステップ。
- 新規のアミロイドβの分泌を止める
- 溜まったアミロイドβを排出し、炎症を鎮める
- 脳に栄養を供給してシナプスを強化する
(引用:『認知症にならない最強の食事』)
最も認知力の改善が明確に表れるのは、①②③のすべてに十分な対策を行った時であると実証されています。
アミロバンでアミロイドβの毒性を低下させる。フェルラ酸で炎症を抑え、タウの蓄積を抑制する。ホスファチジルセリンやイチョウ葉エキスでアミロイドβを排出する。
ヘリセノンでシナプスに栄養を与え成長させる。レスベラトロールで脳の老化を予防し、DHAで伝達の速度を上げる・・・というように、脳に良いとされる食べ物や成分をできるだけ多く組み合わせ、①〜③に漏れなく対策していくことが大切なのです。
(引用:『認知症にならない最強の食事』)
そのことを念頭に置いて日々の食生活を改善していきましょう。
アルツハイマー病の予防・改善に効果のある「天使の食品」。
どれか一つではなく、できるだけ多種類を食卓にのせることが大切なのですね。
認知症対策として私が常用している食品やサプリ
ちなみに、私が常用している食品やサプリはというと・・・
まずは食品から
チョコレートに含まれるカカオ成分の摂取により脳の栄養分ともいわれるBDNFが増える。その結果、認知症を予防する可能性が認められています。
チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究
いろいろと食べ比べてきて、この3種類のハイカカオチョコレートが好みです。
なかでもリンツ99%が1番好きです。
シークヮーサーには、ノビレチンという柑橘系の植物に多く含まれる成分が飛び抜けて多いそうです。
そして、ノビレチンがアルツハイマー病の根本治療薬となる可能性があると東北大学などの研究で明らかにされています。
私が飲んでいるのはこれです。
今、食べているココナッツオイルはこれです。
次にサプリメントです。
大豆から得られる成分なのですが、効果を得られる量を摂るには、相当量の大豆を食べる必要があります。そのため、この成分はサプリで摂るより選択肢はなさそうです。
私が飲んでいるのはこれです。
イチョウ葉エキスもサプリで摂るよりほか選択肢はありません。小林製薬のイチョウ葉サプリを飲んでます。
山伏茸は食材もないことはないのですが、これも現実的にはサプリで摂るのがベターでしょう。
原発事故が起こってから、魚の摂取は控えてます。なので、外国産のフィッシュオイルを飲んでます。
このサプリメントはノルウェー産の原料が使用されています。
1粒にEPAを360mg、DHAも240mg含まれています。水銀除去済です。
その他の気になっている情報
ジオスゲニン
山芋に含まれるジオスゲニンという成分が認知症に良いというのです。
富山大学の研究によって認知機能向上効果が証明されました。
富山大学が ジオスゲニン含有ヤマイモエキス(ジオパワー15)による 健常人の認知機能向上効果を臨床研究で証明
ここで引用されているジオパワー15配合商品がこちら⇓
ジオスゲニン・ゴールド
https://resilio.jp/
機能性表示食品です。
「山芋食べればいいんでしょ」と思いがちですが
2つの観点から、山芋食べても効果は得られないそうです。
- 日本の山芋には、ジオスゲニンがほとんど含まれていない
- カラダに吸収しやすい形で存在していない
まとめ
アルツハイマー病(認知症)は、症状が現れた時、すでにかなり進行しているやっかいな病気です。
大切なのは、一刻も早く対策としての生活習慣の改善を始めることです。
症状が始まったばかりなら、すぐに適切な対策を取ることで、認知機能の向上は期待できます。
ただし、長期間にわたる日々の継続が必要ですから、無理をしては続きません。
無理をして実践しても、挫折してしまっては意味がありませんよね。
継続が難しいと感じたら、サプリメントを活用するのも有効な選択肢の一つと言ってもいいかもしれません。
とは言え、重要なのは今すぐに自宅でできる毎日の食生活の改善です。
◎「悪魔の食品」は控えめに、「天使の食品」は積極的に!
いろいろな食品をバランスよく毎日の食事に取り入れるようにがんばりましょう。
「若くして認知症になる人、死ぬまで認知症とは無縁の人。その違いは日々の食事にある!」を合言葉に。
認知症予防サプリの売れ筋ランキングもチェック!
認知症予防サプリのAmazon・楽天市場の売れ筋ランキングは以下のリンクからご確認ください。