今回は、利尻カラーシャンプーの効果を最大限に発揮する正しい使い方と注意点について解説します。
利尻カラーシャンプーの正しい使い方
基本の使い方
基本の使い方は、簡単3ステップです。
- 濡れた手のひらに適量を取る
- しっかり泡立てて洗う
- 丁寧にすすぐ
ただし、私の経験上、事前準備のポイントも抑えておくと、より快適に利尻カラーシャンプーを使えます。
まず、利尻カラーシャンプーを使用する前に、浴室内にシャワーの水をかけて濡らしておくことをおすすめします。
利尻カラーシャンプーには染毛料が入っているため、浴室内が乾いていると色素が付着して、色移りする可能性があるからです。
シャワーで濡らす場所は、少なくとも次の5ケ所。
- 壁面
- 床
- 浴槽
- シャワーノズル
- シャワーホース
さらに、洗面器置き場、椅子、フタなど、泡が飛びそうな場所には、サーッとシャワーの水をかけておきましょう。
普段シャンプーするのと同様に、ぬるま湯でしっかりと髪全体を濡らしておきます。
次に、利尻カラーシャンプーの容器を軽く振ってから、濡れた手にシャンプーを取り出します。
手が乾いていると、こんな風に黒くなることが……
手が乾いていると、上記画像のように手や爪の両脇などに色素が付着する可能性があるので注意してください。
また、ネイルカラーをしている人や爪が長い人、絶対に手を汚したくない人は、薄手の手袋をはめておきましょう。
また、シャンプーの量が少ないと、泡立ちや染まりが悪くなることがあるので、やや多めに取り出すのがポイントです。
利尻カラーシャンプーを丁寧に泡立たせていきます。普段通り、指の腹を使いながら頭皮と髪の汚れを洗います。
ただし、染毛料を髪全体に行き渡らせる必要があるため、しっかりと泡立たせることが大切です。
利尻カラーシャンプーは泡立ちが良いと評判ですが、泡立ちが弱いと感じる場合は、取り出した分量が少ない可能性があります。
頭皮もみブラシを使用すると、キメ細やかで弾力のある泡を立てやすくなります。
生え際やうなじ付近は染まりにくいので、しっかりと泡で覆われているかを確認しながら洗いましょう。
染毛料を定着させるのは、泡で洗っている時間帯です。肌トラブルがない人は、1~2分ほど放置しても構いません。
すすぎは、普段のシャンプーよりも丁寧に行うのがポイントです。
まず、ぬるま湯のシャワーで泡全体を流します。
次に、洗面器に頭全体を突っ込み、頭皮に付着したシャンプーを指の腹で軽くこすって落とします。
さらに、髪全体を揺らしながらすすいでみてください。シャワーだけでは落ちきれない染毛料を落とせます。
洗面器内に色水がほとんど出なくなったら完了です。
すすぎが不十分だと、タオルや枕カバーなどに染毛料が付着して汚すことがあります。
また、汗をかいた際に、帽子や洋服の襟元に染毛料が付着する可能性もあるので、しっかりとすすぐことが重要です。
利尻カラーシャンプーを使用する際の注意点
利尻カラーシャンプーを使用するにあたり、必ず48時間のパッチテストを行ってください。
小皿などにパール粒大の利尻カラーシャンプーを取り出し、水を1滴たらして綿棒で混ぜます。
二の腕の内側に、綿棒についた利尻カラーシャンプーを塗布して乾かします。
乾きにくい時は、ティッシュで押さえるか、ドライヤーの冷風で乾かしてもOKです。
かゆみが出たり赤くなったりした場合は、使用しないでください。
利尻カラーシャンプーは、髪の表面に色を定着させて白髪を目立たなくするシャンプーです。
色が定着する前に使用をやめたり他のシャンプーを使ったりすると、うまく白髪を染めることができないので注意してください。
また、より効果的に白髪ケアしたい場合は、利尻カラートリートメントとの併用がおすすめです。
キューティクルが剥がれるほど髪が傷んでいると染毛料が定着できず、希望通りの髪色になりません。
まずは傷んだ部分をカットしてから、利尻カラーシャンプーを試してくださいね。