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【実録】パワハラ上司は自滅した!因果応報の末路は悲惨だった…

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パワハラ当事者は自覚なし!


辞令により、Nが直属の上司になったのが悲劇の始まりでした。

部下は私と後輩のTさん。

商品の物流・販売管理と事務全般が担当です。

Nは短期間に転職を繰り返し、ツテで我が社に漂流した営業社員です。

勢いで強引に自分のペースに持っていく営業スタイルで、

口の利き方が災いし、すでに数店舗から出禁を食らっていました。

明らかに地雷臭ハンパないので、ずっとできる限り距離をおいてきたのに。

この度、上司ガチャ大ハズレ。

Nは「上司」の立場に慣れ、次第に矛先は部下にも向かっていきました。

とにかく感情の起伏が激しい。

機嫌よくニヤニヤ話しかけてきたかと思えば

一転して、酔っ払いのように怒鳴ったり。

私たちは「ハイテンションで仕事の邪魔」か「不機嫌な怒鳴り散らし」か

どれが出るかな?どれが出るかな?の毎日。

精神的に疲弊していきました。

あまりにも目に余るため、お仲間のパワハラ部長でさえ

「N、もうちょっと言い方ってもんがあるだろう」

と注意することもありました。

しかし当人は

「何言ってんスか!俺はあいつらに厳しく指導してやってるんスよ!」

パワハラの自覚、ZE~RO~。

そして、部長もこれ以上は何も突っ込まない。

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大声で威嚇、過大な要求

いくつかイカれた具体例をご覧ください。

過度な要求をし評価はしない

私はちょっとしたイラストが趣味です。

商品用の挿絵が自社でできるって、結構重宝するでしょう?

Nは散々それを利用しておきながら

「え?なぜ評価しないのかって?、プロになってから言ってくださいよ。

素人の絵なんかに大した価値はないんですよ。

それより、先方に見せるの明日ですから、さっさと仕上げてください。」

部下を使い倒して、対価も払わず居直り。

食い逃げよりひどい。

プライベート携帯番号バラまき

Nは、Tさんのプライベート携帯番号を

「連休中、物流トラブルがあったらこちらに連絡を」

と数十社の取引先に無断で一斉送信しました。

もはやパワハラ超えて犯罪ですよ。

さすがにTさん、キレました。

しかし相手はパワハラ男。逆ギレです。

「じゃあ、何か起きた時、どうするんですか!」

・・・やらせたいなら、手当と社用携帯を支給すればいい。

「却下です!これは仕事なんですよ?」

・・・私物携帯で無給で業務しろと?
・・・仕事?ご冗談を。無賃労働っていうんですよ。

ここは一歩も譲れないTさん

「っていうか・・これ個人情報漏洩ですよ?」

でN、あえなくテクニカルKO。

取引先に自分の社用携帯に連絡するよう渋々訂正メールを送ってました。

でもTさんには絶対謝らなかったそうです。

数分の私用メールで罵倒

Nと出張。最悪。

先方との時間がまだあり、喫茶店に行くことに。

あー最悪。

「ちょっと」とNが席を立ち喫煙席に行ったので、

私は子供の小学校からの一斉メールをチェック。

まもなくNは私の席に戻るなり発狂。

「私用はやめてください!いいですか、今は一応勤務時間ですよ!」

ええっ!?アナタが直前までしてた一服は?

それは仕事なの?ってか、一服しながらスマホ見てましたよね?

・・でもその矛盾を突くと発狂するから、面倒くさいと思って黙ってきた。

それがいけなかったのは分かってる。ヤツを増長させてたんだ。

と、これらのエピソードはほんの一部なんです。

部門長に相談するも、見て見ぬふりの投げやり

こんな類のパワハラは日に日にエスカレート。

いつ何がきっかけでキレられるか分からない日々。

もう限界。

部門長に面談を申し込みました。

しかしこちらもクソだった・・。

「あ~、あいつは問題あるけど、すべては売上のためで悪気はないんだよ。」

・・・悪気がないから何なん?

「こうやって1回吐き出すことで不満が10%解消できるとしたら、
10回話せば100%だから、また何かあったら声かけてよ。」

・・・ちょっと何言ってるか分からない

「あいつには遠慮せず言い返してやればいいんだよ。」

・・・結局自分で解決しろと?

普段は居眠りしてるか見て見ぬふり、相談が来てものらりくらり。

パワハラ部署にはそれなりの理由があるということがよ~く分かりました。

しかたなく内部通報

もう部内じゃラチあかん。

パワハラ防止法施行で内部通報窓口もできたことだし、

通報だ!

たまりにたまった証拠のメール履歴と具体例をまとめて。

おっと、たびたび酒臭い息で無断遅刻で出勤してくることも。

さすがにこれは、パワハラ対応に及び腰の会社も無視できなかったようで。

私と面談後、関係者ヒアリング、顧問弁護士に相談と首尾よく進み、

「通報内容は事実」と断定。

通報から約2ヶ月後、いよいよN本人が呼び出されました。

Nは頑としてパワハラとは認めなかったようですが、

新たに部下等から相談や苦情があった場合は懲戒、と言い渡したとのこと。

応接室から自席に戻るNの足取りは力なく、

目は死んだ魚の目、口からは魂が抜けてました。

パワハラ上司は自滅した

直後の人事異動で、Nは役員直付きの部下という謎配置に。

結局ほぼ出勤しないまま数ヶ月後に自主退職していきました。

それから約1年後。

仲のいい取引先の社長が口を開きました。

「こないださ、Nが独立しましたってウチに来たんだよ。

あの人は自分のことを”弁が立つ”と思ってるけど、違うね。

全部感情論で説得力がまるでない。

いつもリスクや雑用は押し付けて、旨味だけ持って行こうとするんだよ。

で、これ飲まないと怒鳴りつけてくるから、前もケンカしたしね。

懲りずに企画持ってきたけどお断りしたよ。」

ああ、分かってる人は分かってくれてた。

これは自滅というか自爆だね。

それにしても、こうやって客観的な話を聞くと改めてひどい。

私たちはこんなものを耐えていたのか、と今ごろ脱力した。

パワハラ人間の特徴


Nも含め、見聞きしたパワハラ人間に全共通だったのがこれ。

  • 謝ったら死ぬ病
  • 自分に甘く、他人に厳しい

Nはとうとう私たちには一言も謝りませんでした。

それどこか「パワハラでっち上げの被害者」だと思っているようです。

彼らはそうやって、これからも気づかずに縁や運を失いながら生きていくんでしょう。

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