プロ仕様の精肉が並ぶお店「肉のハナマサ」。
そのハナマサの親会社が展開する激安スーパーをご存じでしょうか。
その名は「ジャパンミート」。
首都圏を中心に展開しています。
あぁ、近所にあってラッキー!
ボリュームのある鮮度の高いお肉がお手頃価格。
しかもお肉だけではなく、魚、野菜、お惣菜、どれも庶民応援価格なんです。
ジャパン「ミート」なのに、ミート以外も安い。
ビック「カメラ」なのにエアコンも冷蔵庫も安い!
みたいなワクワク感。
お店に行くと、とにかくあれもこれも気になるのです。
ということで、買うものはあらかたカゴに入れ、
何の気なしにお総菜コーナーを眺めていたら破壊力抜群の一品が目に飛び込む。
かつサンドだ。
オーソドックスな豚肉のかつサンド。
パンパンに詰まっておるではないか。
透明ケースのフタが今にもパーン!と開きそうな勢い。
もうちょっと近くから見たい。
お、美味しそうじゃないか・・。
でもこのボリュームとなると、いくらジャパンミートでもお高いんでしょう?
と目線を上にやると・・
税込み、431円!
ってことは、一切れ約144円。正気か。
おや、右側になにやら書いてありますよ。
「秘伝のソース」「驚きの肉厚」
ひとつずつ丁寧に手作り・・だ・・と・・?
冷凍カツじゃなく、人の手で衣をつけて揚げた一品ということか。
お肉屋さん「肉のハナマサ」の本気を見てみろと言わんばかりの気概です。
はい。お買い上げ。
そわそわと帰宅してさっそく取り出します。
やっぱりボリュームすごいわ。
ハナマサの主張もすごい。上下から攻めてくる。
いざフタを開けてみると・・
何この大きさ。
測らずにはいられません。
メジャーメジャー。
全長約17cm。
ひとつあたり、5.5cmはある。
縦幅もしっかり。
肉厚!
と黄色看板で豪語してただけのことはあるわ。
じゃ、ひとつ手に取ってみましょうか。
ぺらり。
ソースが絡んだ、衣と、千切りキャベツ!!
あーもう我慢できない。
これ絶対うまいやつ~♪
実食。
パンのしっとり感から入り、ソース×キャベツ×衣コンボが飛び込んでくる。
そしてメインのカツに到達!
やわらかさと旨味が広がって、序章のコンボと渾然一体となって昇天。
この時間差攻撃はずるい。
もう一度言います。
ずるい。
至高の時をいとも簡単に手に入れられるとは。
そう、有名店のかつサンドはいろいろあります。
どれも美味しいに違いありません。
けど、高い、並ぶ、遠いがネックなんです。
一方、銀座ハナマサのカツサンドは、買い物ついでに買える。
ついででこんな幸せに手が届く。これは大きい。
ただ一つ大きな問題があるんです・・。
「家族で取り合いになる。」
今度はこっそり隠れて一人で全部食べよう。