大手イオングループが運営している、ツヴァイ。
数ある結婚相談所の中でも大手ですが、気になるのはやはり「入会したら素敵な相手と出会えるのか」ということではないでしょうか。
私自身、ツヴァイで約10ヶ月ほど婚活をしていました。その10ヶ月の間に、ツヴァイを介して知り合った「ツヴァイ婚活仲間」が4名できました。
目次
【ツヴァイ大宮】入会者4名の悪い口コミ解析
Nさんの場合(31歳 女性)
とにかく月額が高い。一番安いプランに申し込んだけど、月会費10,500円(税抜)だから生活を切り詰めて捻出しているわ
特に彼女の場合は、入会中に勤めている会社が業績不振になりボーナスカットがあったそうなので、余計に苦しく感じたのでしょう。
この費用の高さが「冷やかし」での入会をシャットダウンしているともいえますが、入会する際は費用を毎月きちんと支払えるか、先々のことまで見通してからのほうが良いかもしれません。
男性と出会えない。アプローチは来るけれど、好みではない人ばかりで、初デートまでには至らないの
文章を書くのが苦手な男性なら、プロフィールの内容もイマイチになりますが、会って話すと饒舌・・・ということもあり得ますから。
Kさんの場合(24歳 女性)
20代前半で入会したけれど、私に申し込んでくるのは30代後半から40代前半の男性がほとんど。同年代の男性と知り合いたくて入会したのに、ぜんぜん同年代とマッチングできなかった
入会するときに価値観を計るためのアンケート調査を全員が受けるのですが、その診断結果を基に、相性が良い異性をコンピューターが毎月紹介してくれます。
もちろんそのときに「〇〇県に住んでいて、できれば公務員職についていて、年齢は・・・」と条件を絞ることもできるのですが、担当のコーディネーターが「条件はあまり絞らないほうが良いですよ」と眉をしかめるため、それに従わざるを得ない状況です。
コンピューターの紹介では、男性の顔写真が見られない。顔写真を見るためには、紹介ナンバーをメモして、そのナンバーを支店のパソコンに打ち込めば、そこでようやく見られる仕組み。時間も労力も手間もかかるしとても不便
しかしそれも数年ほど前に改正され、自宅のパソコンやスマホからでも閲覧可能になったようです。
Uさんの場合(43歳 女性)
『パーソナルサポート スタンダード』プランで契約しているんだけど、仕事が忙しくなってほとんど活動できていない
でも仕事で忙しくて活動ができていないのに月会費が引かれていくのは、勿体ないですよね。休会制度もあるようなので、必要に応じて使っていきましょう。
年齢のせいからか、独身の男性ではなくて、バツイチの男性からのアプローチがほとんどで困っているわ
けれど結婚歴ありの人は、「結婚したら幸せな毎日が待っている!」と夢見がちな未婚男女よりも、ずっと堅実的な考え方ができるはず。
失敗の教訓を糧にして「次こそは・・・」と再起を狙っているバツイチの方も、恋愛対象として視野に入れても良いのではないでしょうか?
Hさんの場合(29歳 女性)
一度話を聞きに支店に行っただけなのに、スタッフの女性から『登録するなら今ですよ!』『どんな男性が希望なんですか?』と、グイグイと来られたの。私は断るのが苦手なので、押しに敗けてそのまま契約してしまったけれど・・・ そのまま電話も来ないし、どうしよう
しかも彼女が契約したのは「パーソナルサポート スタンダード」プランということもあり、コーディネーターを介さずに自分で婚活をすすめていくシステム。
「婚活の具合はどうですか?」なんてアフターフォローの電話がないのも、ある意味で仕方がないことかもしれません。
以上が、ツヴァイを介して知り合った「ツヴァイ婚活仲間」の口コミです。では次に、私自身の体験談をご紹介します。
ツヴァイ大宮で3人の男性に実際に会った私の体験談
私がツヴァイに入会したきっかけは、友人からの一本の電話でした。
「私、結婚するの」
久々に会った友人からの、突然の結婚報告・・・。
聞けばどうやら、結婚相談所に登録してお相手を見つけたということでした。
インターネットの口コミはどうも信用しにくいですが、信頼のおける友人からの報告ですから、疑いようがありません。
「どこの結婚相談所?私にも紹介して」と聞き出したのが、「ツヴァイ」。イオングループが運営する、実績の豊かな結婚相談所です。
私はすぐに入会し、その後3名の会員男性と実際に会いました。
そもそも気になる異性をどのように見つけるのか
ツヴァイにおいて、気になる異性を見つける方法はいくつもあります。
例えば、コンピューターにより算出されるデータマッチング、コーディネーターによる紹介、会報誌のお相手募集コーナー閲覧、支店入り口の会員直筆メッセージなど・・・。
当時の私は仕事が忙しく、ツヴァイに入会はしたものの、婚活にあまり時間を割けませんでした。そのため、男性からのアプローチをそのまま受ける形で婚活をすすめることに。
私が実際に会ったのは3名でしたが、3名とも「コーディネーターからの紹介」だと言っていました。
それでは、その3名との初対面デートの模様を詳しくお伝えいたします。
ツヴァイの会員男性1人目「プロフィール写真と随分違う」
始めに男性会員とお会いしたのは、入会から2ヶ月が経ったときでした。
待ち合わせ場所は、大宮ソニックシティビルの前。お互いにメールで数回ほどのやり取りしかしていなかったので、どんな方かあまり分からず緊張しました。
約束の時間、「〇〇さんですか?」と私に声をかけてくる男性が。でもその男性、私が知っている男性ではありません。あらかじめプロフィール写真を通して顔を知っていたので、直感的に「この人ではない」と思ったのです。
しかしその直後、その方は「ツヴァイでお約束していた△△です」と名乗り、照れ笑いを浮かべました。私はようやくこの時、自分が待ち合わせをしていたのはこの人であることを知ったのです。
なぜ、私は気付かなかったのか。それはやはり、その方がプロフィール写真とは似ても似つかない顔だったからです。
「まあ、見ようによっては見えなくもないけれど・・・」とは思いますが、それにしても想像していた顔と随分違います。
最近の結婚相談所では、専属のプロカメラマンが「あなたが一番きれいに見えるように撮影します」と謳っているところもありますが、あまりに美化しすぎた写真は考えものだと、この時痛感しました・・・。
結局、お会いした瞬間に私のモチベーションが下がってしまったので、その方とはうまくいきませんでした。
ソニックシティ内の高級和食店に連れて行ってくださいましたが、私の頭の中では「話が違う」とモヤモヤした気持ちが循環。
会話も弾まず、そのまま「じゃあまた都合が合えば・・・」と、やんわりとしたお断りの台詞でお別れしました。
公務員として働いているそうで、誠実そうな印象は受けましたが、それ以上に理想と現実のギャップが大きすぎて、ショックな気持ちをなだめるのに精一杯。
その後すぐ、ツヴァイに登録している自分の「きれい」なプロフィール写真を変更したのは、言うまでもありません。
ツヴァイの会員男性2人目「結婚に必死になりすぎている」
入会から3か月が経つ頃、2人目の男性とお会いしました。
大宮駅前の改札で待ち合わせをしたのですが、営業職をしている彼は、ネクタイをビシッとキメたスーツ姿。一瞬「午前中まで仕事だったのかな」と思いましたが、婚活に対する誠意の表れと解釈して、好感を持ちました。
しかし彼は、ガツガツしすぎており、正直引いてしまいました。喫茶店で軽食を摂りながらお話をしたのですが、「将来的には僕が住んでいる〇〇県に来られそうですか?」「子どもはやっぱり2人は欲しいですよね」など、「結婚後」の話題を一方的に深堀り。
まだ交際もしていない段階なのに、そんなに先々のことを矢継ぎ早に質問されると、どうしても逃げ腰になってしまいます・・・。
「積極的」といえば聞こえは良いのですが、私には「必死感」が透けて見えました。もっとあからさまな表現をするなら、「入会して〇ヶ月、ようやく会えた女性!このチャンスを逃してはならない」と血眼になりすぎている気がしたのです。
しかしそれにしても、本音は隠しながら、余裕のある婚活をしたいものです。たとえ演技であっても、人としてゆとりを感じられるほうが、異性の目に魅力的に映るのではないでしょうか。
ツヴァイの会員男性3人目「誠実そうだけどお互いに探り探りで平行線」
3人目の男性と会ったのは、入会から半年が過ぎたころです。先に会った2人の男性とうまくいかなかったので、人見知りの性格も手伝い、あまり積極的にアプローチを受けられなくなっていたのです。
しかしその間も月会費がかさんでいくので、「このままではいけない」と、気持ち新たにツヴァイでの婚活を再開しました。
3人目の男性は、私と同じ年齢。年齢差による引け目を感じないので、対等な目線で話をすることができました。
軽く食事をした後に、大宮駅周辺のデパートをふらふらと散策していたのですが、「具体的にどんな仕事内容なんですか」「休日が不定期だと大変ですよね」など、事前に把握したプロフィールの内容を少し広げながら交互に質問していきました。
もし私が今までお会いした中で1人だけ選ぶとしたらこの人なのですが、少なくとも私はまだ猫をかぶっており、本音トークはできていません。本当の私は、楽しいことが大好きで、いたずらや、ふざけることも大好き。
では、彼の「素」はどうなんだろう・・・?
そう思って私は、先に自分の「素」から見せることにしました。ゲームセンター横のガチャガチャに誘い、フィギュア収集。メダルゲームでフィーバー。
私としては、趣味を思う存分に楽しめてわりと満足にお別れしたのですが、彼のほうはこんな私のことをどう思ったのだろうか?
・・・お別れして1時間ほど経ったころ、彼からメールが届きました。「今日はありがとうございました。また都合が良いときにお会いしましょう」。
これは、お断りメールなのだろうか?それとも本当に、次回のデートをしたいために私の都合を聞いているのだろうか・・・?
私は、このように返信しました。「こちらこそありがとうございました。ぜひ〇〇さんの都合がついたらまたお願いします」。
私としては、次回会っても会わなくてもどちらでも良かったのですが、とりあえず相手の都合を慮るという気遣いメールのつもりでした。しかしそれ以来、二度とメールが届くことはありませんでした。
私からの断りメッセージだと思われたのでしょうか。それとも私とはもう会いたくないという社交辞令メールをくれただけだったのでしょうか。
まとめ
筆者がツヴァイ大宮支店を通じて会った男性3人との、初対面デート体験談をお話ししてきましたが、いかがでしたか。
私が実体験として感じたのは、「ツヴァイ会員に悪い人はいないが相性の見極めは難しい」ということです。
私が「No」とお断りした男性たちでも、例えば職場だったりサークルだったり、別の場所で出会えていたら違った結果になったかもしれません。
婚活を通じて出会う異性って、毎回「この人と今後死ぬまで添い遂げられるか」という究極の選択を突き付けられている気がして、どうしても「Yes」のハードルが高くなってしまいます。
本当の相性は、実は初対面デート1回だけでは見極められないのかもしれませんね。